絶不調でフル出場 本田はサッカーができる体調だったのか?

公開日: 更新日:

 ザッケローニ監督の最大の見込み違いが、大黒柱・本田圭佑が体調の不安を抱えコンディションを崩していたことだ。

 本田には喉仏の下にクッキリと10センチの手術痕があり、バセドー病の症状が進んで「甲状腺切除手術に踏み切った」とサッカー関係者の間ではもっぱらだ。

 バセドー病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される自己免疫疾患。痩せる、眼球が突出する、心臓がドキドキする、大量発汗、手が震える――といった症状が表れる。

 本田は、W杯初戦コートジボワール戦の前半16分に先制弾を決め、3戦目コロンビア戦では前半終了間際にFW岡崎のゴールをアシストした。しかし、2戦目ギリシャ戦を含めて3試合とも後半になると完全に足が止まった。コロンビア戦では何度もボールを奪われて失点の発端にもなり、珍しく両膝に手を置いてうな垂れる場面もあった。新天地ミランで干されて試合勘を失い、コンディション調整に失敗したといわれたが、少なくともバセドー病の諸症状が出て、万全の状態ではなかったことは事実。チーム内からも「いつもの圭佑さんじゃなかった」という声が噴出した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    橋本環奈『天久鷹央の推理カルテ』コア視聴率も低迷…パワハラ報道前からあった"上げ底人気"疑惑

  4. 4

    趣里と三山凌輝に結婚報道…“希代のワル”羽賀研二を彷彿とさせる男の登場に水谷豊どうする?

  5. 5

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  1. 6

    ベッキー不倫騒動が教訓 LINEはこうして筒抜けになる

  2. 7

    自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青

  3. 8

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  4. 9

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  5. 10

    嵐「解散ビジネス」で荒稼ぎの皮算用…総売り上げは500億に? 2026年5月に活動終了